¥1,600
1960年代〜1970年代頃の日本(輸出用、または国内・海外兼用)」で作られたものと思われます。
活字のフォントや言い回しが、昭和中期(特に1960〜70年代)の日本の印刷物の特徴を色濃く残しています。
説明書に書かれている、「映画などでお馴染の……」「御家族の団欒に又社交に於て御友人との御交遊に最適です。特に欧米人との親交には無くてはならないゲームとして広く歓迎されます」といった言葉のチョイス、表現はいかにもその時代の雰囲気を醸し出していて、読むだけでも楽しくなります。
外箱サイズ:17×14×3 ルーレット本体:直径13.5cm
説明書、ルーレット、ボール、レイアウト、チップ5種
チップは各10枚ですが、白のみ9枚しかございません。ご注意ください。
説明書は英語、日本語共にあります。
説明書に使われているのフォントがいわゆる金属活字の風合いを残しており、現代のデジタルフォントとは明らかに異なります。
グリーンの箱に上品なゴールドの筆記体で「Roulette」とだけ書かれた佇まいは、当時の「大人のモダンな趣味の玩具」としての雰囲気を大切に作られたことが伝わってきます。
レイアウトシートも「MANQUE(ロー)」「PASSE(ハイ)」「PAIR(偶数)」「IMPAIR(奇数)」といったフランス式の表記が入っています。当時の舶来趣味・舶来志向が何となく偲ばれるような気がします。
またプラスチック製のチップの質感、そしてカラーも今のものと違ってマットでいかにも昭和レトロです。
極めて高い確率で日本製ですがメーカー名などの記載はありません。シールや帯などが貼付されていたものがはがれたと思われます。また輸出向けのOEM製品であえて記載していなかったとも考えられます。
昭和中期は、任天堂やハナヤマ、エポック社といった大手だけでなく、東京の葛飾や下町周辺、あるいは地方のプラスチック加工・玩具工場などいわゆる町工場が、このような輸出用・遊戯用のゲームセットを数多く製造していました。
箱の内側は黄ばみがあります。白のチップが1枚欠損している以外は特にダメージはありません。通常の経年変化範囲内かと思われます。
コレクションの一つとしていかがでしょうか。
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神戸芳香園 岩谷節美 兵庫県公安委員会 第631122600014号