¥5,500
華やかな牡丹や梅の花、そして屏風から覗くユーモラスな表情な猿。
眺めていると明るい気持ちになるような絵柄です。
ほっこりとする印象の八寸皿です。
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江戸時代後期から明治時代にかけて作られた初期伊万里様式、あるいはその流れを汲む古伊万里(染付)の平皿と推察されます。
商品詳細 伊万里焼 染付 八寸皿 吉祥文様
サイズ:直径約25sm 高さ約4cm 八寸皿
描かれている文様は、非常に縁起の良い吉祥文様の組み合わせです。
幾何学模様のような柄の屏風の影からこちらを覗いているのは、猿です。
猿は昔から「魔が去る(猿)」として厄除けの象徴とされてきました。また、日吉大社の「神猿(まさる)」のように、神の使いとして大切にされてきたモチーフです。
中央から右にかけて大きく描かれているのは、花の王とされる牡丹です。
牡丹の花は富貴の象徴であり、豊かさや幸せを願う意味が込められています。
下部に描かれている小さな丸い花は梅です。
梅の花は厳しい冬を耐えて真っ先に花を咲かせることから、忍耐や生命力、そして「春の訪れ」を象徴するおめでたい花です。
猿の背後にあるのは「紗綾形(さやがた)」や「菱文(ひしもん)」を組み合わせた屏風の表現です。これらは家の繁栄や長寿が長く続くことを意味する連続文様です。
年代の推定:江戸後期~明治初期
高台の中にポツンと小さな跡(目跡)や、やや粗削りな土の質感が見て取れます。これは当時の量産品ながらも、手仕事の温かみが残る磁器であることを示しています。
縁に施された茶色の装飾は、器の縁を補強するとともに全体の印象を引き締める効果があります。
このお皿は、富貴(牡丹)と厄除け(猿)が、春(梅)とともに訪れるという非常にポジティブなメッセージが込められています。
猿の表情がどこかユーモラスで、作り手の遊び心や物語が感じられます。
銘がないのは、特定の作家物としてではなく日常を彩る上質な生活雑器として広く流通していたということです。
欠け、目立つ汚れはなく良い状態ですが長期間保管されてきたものであり、それなりに経年変化をしていることはご理解ください。
電子レンジや食洗機は避け、優しく手洗いをお願いします。
当時の呉須は熱や衝撃に弱いため、丁寧に扱うことでさらに長くその美しさを保つことができます。
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神戸芳香園 岩谷節美 兵庫県公安委員会 第631122600014号